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ボア
ボアと言われて、思い浮かべるのは歌手の方と思いますが、
ここでは、ヘビのボアについて紹介させていただきます。
毒を持つヘビとして有名なコブラ、ヘビ柄もといパイソン柄で名称だけなら聞き馴染みのあるパイソンなどは、
一度や二度は聞いたことがあるヘビの名称ですが、ボアはいかがでしょうか?
あまり聞いたことがないかと思います。ですので、ここでボアについて知ってください。

ボアってなに?
「ボア」とヘビの種類の名称のように聞こえますが、ボアという種類のヘビはいません。
ボアという名前は、コブラでいう「コブラ」、ボールパイソンでいう「パイソン」にあたり、
ボア科に属するヘビのことを「ボア」と呼んでいるのです。
しかし、ここ最近では、ある特定のボアのことをボアと呼ぶようになっています。
一般的にボアという名称がさすボアの種類というのは、ボア・コンストリクターと呼ばれるボアです。

■ボアの代表格・ボア・コンストリクター
ボア・コンストリクターは、ペットとして飼育されているボアの仲間の中でも
とても人気のある種類のボアで、愛好者の方々からはボアコンの愛称でしたしまれています。
ボア・コンストリクター(以下、ボアコン)の原産は南米で、広い地域に生息しています。

そのため、亜種もいくつか存在しており、その種類によっても体色が違うなど、
ボア科の一種の中では、とても体色はバラエティーに富んだ種類といえます。
更に、その体色というのも、人間の目を飽きさせない美しい体色をしており、
観賞用のペットとしてもとても魅力的です。
また、ボアコンは、飼育に許可の必要なペットではありますが、
ボアコンを飼うために許可が必要なのか疑問の声がもたれるほど、ボアコンはペットとしての飼育に向いています。

気性の荒いヘビが多い中、ボアコンは、比較的に温厚な性格をしています。
更に、野生個体が生んだ幼体を人間が飼育し易いように飼育した個体も比較的安価で取引されているので、
初心者にもオススメの個体といえます。が、中級者、上級者からも広く親しまれているボアでもあります。



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■余談・ボアの安全性はハリウットも保障?
ボアコンは、人気映画であるハリー・ポッターにも登場しています。
人気俳優達が集まる撮影現場に使われるくらいですから、ボアコンは危険ではありません。
当然のことですが、ボア・コンストリクターは毒蛇ではないので、毒を持っていません。
ですので、もしボアコンに多少噛まれたとしても、命を落とすことはありません。

ボアをペットとして飼う場合
性格は温厚で、人にも馴れやすいボアコン。
大型のヘビを飼ってみたいと思う方には、まさに理想のヘビです。
しかし、ボアコンは、成長していくにつれてかなり大きくなります。
平均的な大きさにして2mから2.5mにまでなります。
大きすぎると思うかもしれませんが、
ボア科には、世界で最も大きなヘビと言われているアナコンダが属しています。
要するにボアにおいては小さい部類なのです。
ですが、人間から見るとかなり大きいです。
しかし、2m以上になることもしばしばあるボアコンなのですが、
しっかりと飼育する環境さえ整えることができれば、さほど大きさは問題にならないそうです。

■ボアに与えるエサの間隔とコスト
大きくなりますから1回のエサの量も多くなります。
が、そのかわりに食事回数が減ってきます。
ですので、大きくなったからといっていきなり食事量が増えて手に負えなくなるということも金銭的な面ではありません。
もちろん、1回の食事にかかるコストは上がりますが、
1.5mから1.8mの個体で一週間から10日間に一度、
2mを超える固体になると二週間に一度で問題がなくなってきます。
しかし、何度も言うようですが、食事量は多くなります。
ラット1頭だったものが、ラット2〜3頭もしくはウサギ1頭に変わります。
しかし、このエサの量は個体によって大きく異なります。

■ボアの飼育の問題・拒食
ボアコンといわず、もちろんボアだけといわず、ヘビを飼うとなると誰しも一度は経験するのが、拒食です。
特に、買ったばかりの時は特に拒食することが多く、そのままだめにしてしまう方も少なくないようです。
ですが、これも個体によって状況は違い、飼ってきた当初にすぐにエサを食べてくれる個体もいます。
個体の性格ばかりは、購入してみないと分かりませんが、
臆病な個体は環境が変わるとエサを食べずに駄目になってしまうわけではなく、
飼い主の飼育次第でいくらでも一緒にいてくれます。
ようするに、飼育ケースなどの温度、湿度を調整したり、エサの与え方を変えたりするなどして
工夫することによって、ボアはきちんとエサを食べてくれます。
この拒食状態の時に、野生の勘を頼って生きたエサをそのまま与える方がいるようですが、
それは絶対にやめてください。
特に幼体であるのならやめた方が良いでしょう。
というのも、子供の頃から生きたエサを与えていると、
成体になったときに動くものに即座に反応するようになってしまい、
動くものに飛び掛ってくるように育ってしまう個体もいるそうです。
そうなると、幼体の頃はさほど問題になりませんが、成体になって1.5m以上になってくると非常に危険です。
また、生きたエサで飼育していなくても、エサのときになると気性が荒くなる個体もいるので、
エサを与える場合は油断せずにエサを与えてください。

なぜ、ボアは毒をもたないのか
ボアに毒はありません。というのも、ボアには毒が必要ないからです。ボアは基本的に体の大きな種類です。
ですから、その体を使って、相手を締め付けることによって相手の命を奪い、自身の糧とするのです。
今紹介しているボア・コンストリクターもラテン語で「締め付ける大蛇」という意味をもっています。
ですので、穏やかで、人馴れするボアコンであっても、
時に本能に目覚める可能性があることを十分に理解して、ペットとして可愛がってください。

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